創立記念講話・講演を実施しました
4月24日(木)の午後、体育館において創立記念講話・講演を実施しました。
講話では、校長先生から生徒に向けて天王寺高校の歴史についてお話していただき、記念講演では本校卒業生の中村祐輔様(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長 / 東京大学名誉教授・シカゴ大学名誉教授)より『「治らない病気」を「治すことができる病気」にする科学』というテーマでご講演いただきました。
中村先生自身の高校時代のエピソードや医療現場で実際に経験された仕事の内容、これからの医療の可能性についてお話をしていただきました。
講演や講話を聞き、生徒たちからは
「治せなかったはずの癌を治せる病気に変えた執念がすごく、尊敬を感じた。」「研究という簡単には成果が出ない世界で、倫理や医療の課題と葛藤しながらそれでも人の命を救いたいと努力し続ける姿に感銘を受けた。」「自分はあまり進んで何かを起こそうとする志はなかったが、講演を聞いて何かを変えるためには行動する以外ないことを改めて感じた。」「校長先生の講話にあったように、想定外なことや不条理な出来事が起きた時に「おっとどっこい」と一旦受け止めて、落ち着いて対処していきたいと思う。」という感想があり、生徒一人ひとりが自身の考え方や将来についてを改めて考えさせられる時間となりました。
また、講演後は生徒の質疑応答が活発に行われ、個別での質問対応にも約1時間ほど丁寧にご対応いただきました。
中村先輩、ありがとうございました。




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