80期1年生・奈良方面に遠足に行きました
1年生の遠足は、奈良の興福寺近くに集合し、春日山遊歩道を通り、鶯の滝に立ち寄って若草山(三笠山)へというルートで行われました。
午後は春日野園地で学年レクリエーションを、と予定していたのですが・・・
遠足の報告が生徒から届きました。ご紹介いたします。
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4月28日、空模様が怪しい中、私たちは若草山を登り始めました。
はじめは登山に乗り気な人ばかりではなく、傾斜が急な坂では無言になる場面も見受けられました。
しかし、歩いているうちに自然とクラスメイトとの会話が増え、お互いを励ましながら登ることができました。
正直、十数キロメートル歩くと聞かされた時は絶対に楽しめないと思っていましたが、周りの明るい雰囲気もあり、思っていたよりもずっと楽しく感じられました。
笑顔で登ることができたのは、全員が楽しむことを忘れない姿勢を持っていたからこそのものだと思います。
そして辿り着いた山頂。そこに広がっていたのは、それまでの疲れなんて一瞬で吹き飛ぶほどの素晴らしい景色でした。ただ写真で見るだけではなんともない、高いところからの風景なのかもしれません。しかし、ここまで歩いてきたんだ、という達成感が目の前の景色を何倍も、いや何十倍も美しく映してくれたように思います。
昼食時にはポツポツと雨が降り始め、ときどき強い風も吹くようになりました。そんな状況でも笑顔が絶えず、互いに傘をさしあう姿をみて、なんてすてきなクラスメイトたちに恵まれたんだろう、と感動すら覚えました。残念ながら大縄跳びや天高王(※ 天高にまつわるクイズ大会・優勝者の称号である天高王を争います)は行われませんでしたが、雨の中山を下ったのもいい思い出です。
今回の遠足を通して、80期は何事も楽しむことができる人々だということがわかりました。これからも楽しむ姿勢を忘れず、団結して日々成長を続けていきたいです。




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