未来を切り拓くのは、次代を担う若者たちの知的好奇心である

近年、大学や企業等においては、次代の日本および国際社会を担う中高生の育成を目的とし、相当の予算、知的資源、技術等を投じた各種の教育的イベントが多数実施されている。
特に、全国約200校に広がるスーパーサイエンスハイスクール（SSH）や大阪府のグローバル・リーダーズ・ハイスクール（GL）10校では、科学技術に直に触れることのできるプログラムやイベントが多数案内されている。
こうした環境は、好奇心に満ちた高校生にとって、まさに「知の入り口」となる。

高校生活は限られた時間しかない。
そのなかでどのような経験を積むかが、将来のキャリアや 研究テーマを大きく左右する。
情報があふれる現代では、自分にとって何が価値ある選択なのかを見極める力が求められる。
そして、その判断は「行動」という形で初めて意味を持つ。
「興味の芽を見逃さず、一歩を踏み出すこと」その積み重ねが、未来の研究者や技術者、そして社会を動かすリーダーを生み出していく。