「大阪サイエンスデイ」第1部を開催しました
第18回「大阪サイエンスデイ」(第1部)が10月18日(土)に大阪府立天王寺高等学校で開催され、1000名以上の方々の来場がありました。
「大阪サイエンスデイ」は、SSH先導Ⅰ期指定の大阪府立天王寺高等学校が、大阪府教育委員会と大阪工業大学とともに、生徒の理科や数学に関する興味、関心を高め、府内全体の理数教育のさらなる推進を図るために実施しています。
今年度は、大阪府内の高等学校はもとより、他府県のSSH校より「お茶の水女子大学附属高等学校」「神戸市立六甲アイランド高等学校」「福島県立安積高等学校」など、全33校から7つの分野【物理・化学・生物・地学・工業(技術・工学)・数学・情報】、合計137本の発表がありました。
発表生徒は、タイムテーブルに従い「体育館での参加者へのポスターセッション」「分科会ごとに各審査会場(教室)での審査員へのポスターセッションとその後の質疑応答」等を行いました。
審査員には、約40名の大学や研究機関の教授等(京都大学・大阪大学・大阪公立大学・大阪教育大学・大阪工業大学・関西大学・大阪国際がんセンター・大阪市立自然史博物館等)を招聘し、加えて、府内高等学校の80名の教諭等の皆さまにご協力いただきました。
また、別途、特別発表として、韓国より慶北科学高等学校、大阪府立だいせん聴覚高等支援学校、兵庫県立宝塚北高等学校、私学の合同チーム(高槻・金蘭千里・東山・大阪成蹊女子高等学校)等からの参加もありました。
昨年度よりスタートした中学生の部では、大阪学生科学賞に入賞した中学校より12校、物理・生物・広領域(複数の分野にわたる研究)、全17本の発表がありました。
この事業により、大阪府内の高校生の科学リテラシーの向上はもとより、SSH校については、この経験を踏まえ、次年度8月に実施される「SSH生徒研究発表会」に有機的に繋がればと考えています。
また、中学生については、貴重な原石を発見し、SSH校入学以前からの連携、入学後直ぐに、スムーズな探究活動への接続をめざしています。
天王寺高校は「大阪サイエンスデイ」を通じて、次代を担う科学技術人材の育成に向け、高度な研鑽の機会と空間を全力でプロデュースし、参加したすべての生徒の「変容」に繋げていきたいと考えています。
詳細は、本校HPの「大阪サイエンスデイ特設サイト」をご覧ください。
大阪サイエンスデイ特設サイト URL https://osd.tennoji-hs.jp









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