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「近畿・北陸SSH8校連絡会」が開催されました

2025.10.31

第13回「近畿・北陸 SSH 8校連絡会」が10月29日(水)に奈良県立奈良高等学校で開催されました。

この連絡会の目的は、これまでSSH指定を受けてきた近畿・北陸の8校がSSH研究開発事業の今後の動向や校内体制、進路指導への活かし方などについて情報交換することにあります。

メンバーは、奈良県立奈良高等学校、大阪府立天王寺高等学校、兵庫県立神戸高等学校、三重県立津高等学校、石川県立金沢泉丘高等学校、福井県立藤島高等学校、 滋賀県立膳所高等学校、京都市立堀川高等学校の校長とSSH(課題研究)主任です。

今回の会議では、「今後のさらなる8校の連携について」「各校の探究活動の取組の工夫等について」の意見交換会を行いました。

1点めの「今後のさらなる8校の連携ついて」は、各校がその強みを活かして実施している事業に、他校が参加していくことで、生徒間のあらたな交流を創出し、さらなる連携を図っていこうとの方向性が示されました。

実際、昨年度のこの会議後に、本校は三重県立津高校と連携し、三重県内において天体観測・地質調査等を実施しました。
これは、昨年度より本校で実施している「突出人材育成 交流空間の創設」の中の一つの取組です。
津高校・天王寺高校・北野高校3校から地学分野(天体・地質)等に強い興味関心がある生徒が参加しました。
初日は地層の調査と夜は天体観測、翌日は津高校の天体ドームで太陽の黒点の観察、小岐須渓谷では石灰岩の観察を行いました。様々な経験をして濃密なプログラムとなりました。

2点めの各校の探究活動の取組の工夫等について、本校からは、
天高「キャリア形成」「探究」カリキュラム ~どのような力をいかに育てるか~
を配付し、探究の流れを見える化し、年5回の研修を実施していること等について説明しました。

また、毎年2月に天王寺高校主催で「近畿サイエンスデイ」を梅田スカイビルで開催し、SSH8校での課題研究発表会を実施しています。

今年度は、令和8年2月7日(土)13時から開催する旨を連絡し、参加の依頼を行いました。
この「近畿サイエンスデイ」を通して、参加校のSSH活動の活性化と課題研究の質の向上を図ることができればと考えています。

今回、校長間の意見交換や、幹事校の奈良高校からSSHの取組についてのプレゼンを通じて、他校の取組状況を知るとても良い機会となりました。
8校の皆さん、本当に、ありがとうございました。次回(来年度)は、天王寺高校が幹事校となります。

天王寺高校は、昨年度より展開している「「突出人材育成 交流空間の創設」をより進化・深化させていき、近畿・北陸のSSH事業を牽引してきたこの8校との連携をより強固なものにしていきたいと考えています。

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