探究活動の運営・評価方法等の積極的普及(スタートアップ支援)について(2)
2025.09.10
第3回 探究活動における運営・評価方法等の教員研修(勉強会)
「~探究活動のテーマ設定の評価と個人の評価~」を実施しました。
本校は、JSTより、令和7年度SSH交流会支援事業「拠点校として科学技術人材のさらなる育成へ ~探究活動スタートアップ支援プロジェクト~」の採択を受けています。
その事業の一環として「探究活動の評価にかかるスタートアップ支援(非認知能力可視化)」を掲げており、府内教員等を対象に、本校の実践事例をもとに、探究活動の評価を可視化するための手法についての研修会を実施し、「『探究』でどのような力をいかにして育てるのか」を共有し、探究活動への教員の意識向上を図る研修会を開催しています。
今年度は既に2回の研修(第1回「探究活動の到達目標設定とルーブリック作成」 第2回「『教えて考えさせる』授業の学習観から学ぶ授業改善」 )を実施しました。
9月9日の第3回は、『4つの窓』を利用して、研究の進捗を可視化して客観的に自己の研究を振り返ることで、探究をより一層深化させるための研修を行いました。
本校教諭からのレクチャー後、外部からの参加者と本校教諭とが混合でグループに分かれ、具体の実践事例の資料をもとに意見交換会を行いました。
大阪府教育センターの指導主事等、春日丘高校、狭山高校、美原高校、いちりつ高校、藤井寺工科高校、生野高校の教頭・教諭等、計12名の皆さまの参加がありました。
- 今回は、普通科再編校(学際領域・社会共創)、工科高校、SSH校など多岐にわたっており、探究活動の評価方法を可視化する研修会など、積極的な普及やサポートを実施することで、各校の探究活動の深化に向けての『スタートアップ支援』になればと考えています。
- 研修の前に来校いただいた先生方には、6限の授業見学、7限の「創知Ⅱ」の授業視察をしていただきました。
- 探究活動「創知Ⅱ」では、2年生全員が9クラス23展開し、約90のグループに分かれて探究活動を行っています。視察の中で生徒へ質問等を行っていただき、生徒にとって、とても良い刺激になりました。
- 第4回は10/21(火)15:50~「キャリア・パスポートの理論と実践事例~2年間の運用より~」、第5回は、11/18(火)15:50~「探究活動の成果物作成の指導法」の予定です。


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