令和6年度SSH生徒研究発表会で奨励賞受賞！

令和6年8月7、8日の2日間、神戸国際展示場においてSSH生徒研究発表会が開催されました。
本大会は年に1度だけ開催される全国大会で、全国のSSH校およびSSH経験校の代表、231チームが一堂に会して研究の成果を発表します。天高は物理研究部の研究チームが出場し、「沿面放電における電流の流れ方の定量化と考察」という研究テーマで、奨励賞を受賞しました。

全国大会の奨励賞とは、1日目のポスター発表を行った学校のうち、全体発表を行う代表校以外の指定校の中から、今後の活躍が期待される各分野1校に与えられ、44校が参加した「物理・工学分野」での受賞となりました。

本研究は現在3年生の部員が入学とともに始めた研究で、「なぜ同じ条件で模様のでき方が違うの？」、「規則性はあるの？」、「夏・冬などの実験環境の変化によっても結果は変わるの？」等、生徒自ら疑問を持ち、課題解決のために多くの実験を行ってきました。形成された模様がフラクタルなのではないかと考え、その評価方法を全員で検討し、大阪サイエンスデイ等の研究発表会で大学の先生や他校の先生にたくさんの助言をいただきました。生徒たちは発表会直前まで発表練習をして大会に臨みました。わからないことを解明しようとする探究心や試行錯誤を繰り返す粘り強さ等が、今回の奨励賞につながったのだと思います。

この場をお借りして、これまで指導助言をいただきました多くの方々に、改めてお礼申し上げます。

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