未来共創型・多世代ワークショップ「MIRA-GE」
「MIRA-GE」が5月25日(日)に開催され、天高生15名が参加しました。
この「MIRA-GE」とは、大阪・関西万博2025の関連企画で、未来共創型の多世代ワークショップです。
昨年度は、12月7日@日比谷高校に参加し、12月14日には天王寺高校で開催されました。
今回は、日本経済新聞社大阪本社にて、兵庫県立長田高校、奈良市立一条高校、府立桜和高校の生徒や教職員、一橋大学、同志社大学、京都産業大学の大学生、地方教育行政担当者、日本経済新聞社の方々など、さまざまな立場や世代の方々と一緒に、25年後の未来についてディスカッション等を実施しました。
一橋大学の学生は、本校のOBで、東京からの参加でした。
(8月3日~6日には、長崎の出島で、全国の高校生を招待して開催される予定です。)
<生徒感想より>
* 自分と違った環境で生活する人と交流することの大切さに気付きました。
特に印象に残ったのは、社会人の方と交流したことです。
私の班では、市役所で働かれている社会人の方との交流でした。
普段から街の声を近くで聞いている人が考えていることは、本当に他人思いで、やろうとしていることに現実味があると感じました。
自分が普段想像している、「こうしたらもっと良くなるのにな」ということが、いかに実現から離れていて、自分目線でしかないかということに気付かされました。
共創リーダーになるには、もっとよく周りの人の気持ちや意見に耳を傾けて続けて、段階を踏んだ現実的なプランを立てて行動していかなければならないと思いました。
(3年・女子)
* 私は、この「MIRA-GE」に参加して、社会をより良くする事についての新しい視点を得る事ができました。
なぜなら、地域創生に取り組む大学生など、色々な方々の意見を聞く事ができたからです。
今まで私は、社会をより良くしたいと考える時、「どうすれば世界が平和になるか」ばかり考えていました。
世界中で、戦争などに苦しんでいる人々がたくさんいて、何もせずには居られないと思うからです。
その気持ちは今も変わりません。
でも、「MIRA-GE」で、志高い高校生や大学生、社会人の方々と議論するうちに、世界全体を考えるためにも、まずは身近で小さな人間関係から考える必要がある事を知りました。
他にも、議論を通して、色々な物の見方があること、そして一つひとつの意見を否定せずに受け入れることの大切さを学ぶ事ができました。
それは、世代を超えて議論し合うという貴重な経験をさせていただいたからこそ学べたことだと思います。
準備や運営に関わってくださった方々一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
(1年・女子)





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