大阪府立天王寺高等学校

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長距離走大会を実施しました

2024.02.15

2月1日(木)体育科恒例の長距離走大会を、長居陸上競技場で実施しました。前日まで降り続いた雨も上がり、曇天ながら1、2年生全員、走りきることができました。男子は10km、女子は6km、多くの保護者も応援に来られました。

歴代5位の記録を出したRさんに話を聞きました。

-よく頑張りましたね。

Rさん:実は(歴代)2位を狙ってたんです。あと10秒ちょっとで取れたんですが..足の指を痛めていて...

-1位ではなく?

Rさん:はい。1位はダントツの記録なのでかなり難しいんです。でも、本当なら同じ陸上部の友達が、私よりもいい記録を出していたと思うんですが、その子も足を怪我していて...

-残念でしたね..
-陸上競技は小さい時からやってたんですか?

Rさん:中1からです。将来、医師になりたいって思っていて。医師は体力が要りますから、体力をつけようと。それに学校の成績も上がればいいなと思って(笑)。入部当初は練習がきつくてついていけなかったのですが、たまたま中距離(800m、1,500m)を走った時に「いける!」と感じて。ハマリました。それ以来、部活は苦しくなくなり、走りたい!と思うようになって。もう欠かせないものになりました。

-部活ばかり頑張って、家族は心配しなかった?

Rさん:入部したときは反対されましたが、頑張ってるうちに応援してくれるようになりました。大会も見に来てくれるようになって。

-来年は3年生、受験ですね?

Rさん:10月・11月に駅伝の近畿大会があるので、それに出られるように頑張りたいのですが...受験もあるので葛藤しています。だから、まずは5月の大会に向けて頑張るつもりです。後のことはそれから考えようかなって。

-後輩に伝えたいことはありますか?

Rさん:はい。何でも、自分との勝負、です。しんどいことはいっぱいあると思うけど、踏ん張ってほしい。踏ん張ってムダになることはありません。精神力もつきますし。

Rさんは、終始、笑顔ながら強い意志の感じられる言葉を聞かせてくれました。陸上部の友人も怪我をしていて残念だったと思いますが、人生はまだまだこれから。互いに切磋琢磨していってほしいです。

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