【授業紹介】3年・生物「生命倫理に関するディスカッション」
生物学を深く学んでいる本校3年生の生徒40名(理系生物選択者)を対象に、授業内で生命倫理についてのディスカッションを行いました。
この授業は本校卒業生の支援で作られた「ラーニングコモンズ」で実施しています。
これまで進化の単元で、ダーウィニズムと社会ダーウィニズム、バイオテクノロジーの単元では、遺伝子診断、ES細胞の扱いについて学びました。
さらに、夏休みの課題図書として、「米本昌平ら(2000)『優生学と人間社会』講談社現代新書」を読み、考えを持った上でこの授業に臨みました。
残りの半年間の学校生活では単に受験問題の演習に終わらせるのではなく、受験問題を豊かな教材として捉え、受験勉強の合間にはこれらを題材とした深い議論を起こしてほしいと思います。
それが生きてはたらく真の学力となり、未来を担う天高生としての素養を育むものです。


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