PTA・職員教育相談講座を実施しました
2024.12.05
「心とカラダ、自分のこと好きですか?」
12月2日視聴覚室にて、「ウィメンズセンター大阪」から代表の國安澄江様をお招きして、保護者、教職員向けの講座が行われました。
保健体育委員会ではその受付をお手伝いしました。
「ウィメンズセンター大阪」は、1984年に設立された女性のための健康支援センターです。「女(わたし)のからだは女(わたし)のもの」をモットーに、女性の心身両面からの総合的サポートを行い、全国各地で活動を展開しています。
今回の講座は、「ウィメンズセンター大阪」に寄せられた電話相談などから、女性が抱える健康問題とその背景に潜む女性への暴力を取り上げ、普段から自分たちがジェンダーバイアス(性的偏見)にとらわれていることに気づかされるような内容でした。
身体のこと、女性ホルモンのこと、更年期のこと、女性が受けてきた差別のことなど話は多岐にわたり、90分では収まりきらない濃い内容でしたが、何度も語られたのは、女性が受ける暴力についてでした。
暴力とは、暴行や暴言だけではなく、「女のくせに」「女なのだから」と担わされたり諦めさせられたりして支配を受けることも含みます。むしろそちらの方が多いのではないかと感じました。「女らしく」と言われてモヤモヤするのは、「わたしらしく」を否定されている気持ちになるからなのかもしれません。
講座を終え、私は「妻」であり「母」であるけれども、「わたし」であることを大事にしたいと思いました。
来年度はまた違うテーマで「PTA・職員教育相談講座」が開催されます。次はどんな気づきや学びを得られるのか楽しみです。
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