運動会・2年生(応援アーチ)のレポート
2年生は「応援アーチ」の制作に挑戦しました。かなり大きなパネルに悪戦苦闘、力を合わせて制しました。青空の元に掲げられた9枚の応援アーチは迫力満点でした。
今回は、2年8組の生徒からレポートが届きましたのでご紹介いたします。
【生徒より】
今回、応援アーチリーダーを務めさせていただいたことでたくさんの学びがありました。
最初に応援アーチリーダーに立候補した時、リーダーがこんなに大変なものだとは思いもしませんでした。何をすれば良いか、応援アーチとはどのようなものか、私自身もまだよくわかっていない状況でした。
私の中のリーダー像はハキハキとしていて、みんなに的確な指示を迷いなく出せる人。自分は自分が思うリーダー像とはかけ離れていました。だんだん焦りを感じ始め、「リーダーがしっかりしないと」と頭では考えていたのに、実際は「新しいクラスメイトに指示すること」が怖くてうまく動けませんでした。その時、私は「リーダーが」と言う主語にとらわれて、「周り」が、副リーダーやクラスメイトが、見えていませんでした。
そのことに気づき、積極的に今後の計画をみんなに伝えることを意識して、どうすればみんなが動きやすいかを考えるようになりました。すると、クラスのほとんどの人が朝早くから制作に参加してくれたり、放課後ギリギリまで残ってくれたりして、より順調に制作が進むようになりました。
私たちが今回の応援アーチで一番意識したのは「全員参加」です。応援アーチの制作に参加したくても部活や用事で参加できない人にも何かの形で関わったという実感を持ってもらいたいと考えました。そこで蛇の鱗部分に一枚ずつみんなの意気込みを書いてもらいました。
その後、紆余曲折ありましたが、8組全員で乗り越え、とても想いの詰まった作品が仕上がりました。運動会当日は応援アーチを見るたびに誇らしい気持ちになりました。優勝は逃しましたが、不思議と清々しい気持ちでした。8組の仲間と制作できて本当によかったです。
8組の応援アーチ
2年生全クラスの応援アーチ
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