3日目 3月8日(月) 今日からホーランドパーク高校で,いよいよ活動をしてゆきます。会話を聞きとるのは大変難しいですが,これからが勝負ですね。
今日からは5人が記録係を順番に担当してくれる予定です。今日は城野さんの行動記録を拡大Versionで紹介したいと思います。
 今日は登校一日目です。朝から雲行きが怪しく,雨が降らないよう祈りながら学校へ。しかし途中から雨が降り始め,服がずぶ濡れに!私は20分歩いて学校までやっと到着しましたが,学校までには急な傾斜の丘がいくつもあり,かなり疲れました。この街は特にバスが発達しているようで,多くの学生がそれを利用して来ているようです。5人の中にもバスを利用して来る人がいたので,通学用の定期?みたいなものを買う予定です。普通に乗るよりもきっと値段が安くなるのでしょう。他に車で送ってもらうという人もいました。リッチですね。左の写真が,日本語の授業が行われる建物です。右に見える黄色い扉のむこうが教室になっています。
 まず校長先生へ挨拶をして,次にアネット先生に今後の予定や注意事項を聞き,最後に校長先生が施設の説明や各教科の教室の場所について紹介してもらいました。すべての説明が終わって,日本語の授業が行われる教室へと導かれ,少し時間が余ったので記念に一枚写真を撮りました。これからは,各々がホームステイ先の学生とともに授業を別々に受けることになっています。そのため,同じ教室で授業を受けるのは,日本語の授業くらいになりそうです。
西口さん,森さん,船橋くんがたまたま同じ教室で日本語の授業を受けていたので,思わずワンショット撮りました。今日はアネット先生による助動詞の使い方についての授業でした。13人と少人数の授業なので,一人一人の行動がよく見渡せるのが良かったです。ある日本語について,ネイティブである日本人は実際にどんな発音をするのか言ってみて下さいという,アネット先生の依頼に対して,三人とも上手に日本語で答えていました(当たり前ですね)。日本語を知らない人に,一からどう教えるのか,その難しさを教えられました。また,オーストラリアの日本語授業は文法よりも,会話重視の授業であることを知りました。
昼休みは校舎の真ん中にある中庭?みたいな中央広場でバスケットをして遊ぶ学生が多く見られました。どこの国でも,学生の昼休みは似たような雰囲気を持っていますね。日本語授業が行われる校舎の一階には,売店があるので,そこに昼食を買いに行ったら,バスケットをしている集団の中に,見慣れた人物を発見。よく見てみると間中さんでした。さすが打ち解けるのが早いですね。ただ,いつものような動きのキレがないので,不思議に思っていたら彼女一人だけサンダルでバスケをしていたのです。おそらく今日バスケをするとは本人も思っていなかったでしょう。でも楽しそうだったので,全く問題ないですね。  


Everybody's  impressions
Tomokazu 学校での一日目ということで,アネット先生と校長先生に案内された後は,「Investigative science」の授業を受けました。こちらはとても時間にルーズなようで,5分遅れで授業が始まり,授業中もみんなずっと喋ったり寝たり勝手にどこかに行ったり,先生も放任主義なようで,カルチャーショックを受けました。家に帰ると向かいの家の人が遊びに来たのですが,日本語がペラペラで安心しました。言葉は何とかなりそうですが,御飯が多くて困ってます(笑)。
Misato 心配していた水泳は生徒が少なすぎて中止になってしまいました。ちょっとホッとしました。その後,先生が何か言った後,みんな黙々と勉強をはじめました。「なんで?」と思って,keyanaに聞くと自習タイムだったみたいです。私は盆略手前のプリントを見ていると,先生がkeyanaに自画像用のプリントを渡しました。「一緒にしていい?」と聞いた後,私も久しぶりに絵を描きました。難しい・・。でも先生には,褒められたのでHAPPYです。帰宅後,ホストマザーとその彼氏(!)とダディの散歩に行きました。もしかしてお邪魔だったのかも・・・。でも「楽しかった?」と聞かれ「うん」と答えると嬉しそうに笑ってくれたので,良かったです!そして,ガールスカウトのみんなと遊びました。お絵かきやTPOゲーム?や言葉遊びなど,とて楽しかったので,英語が分かろうが,分からまいが関係ありません!とにかくENJOYするべし!大いに笑った一日でした。明日はもっといい日になりますように!
Hiromi 高校の校舎に入ってまず感じたのは「とにかく広い」ということです。生徒の数が天高の半分くらいしかないのに,校舎は2倍以上ありそうです。授業もユニークなものがあって,Tianaが受けているDramaの授業では即興の劇をしました。みんなの発想が豊か過ぎてついていくのに一苦労でした。
Chihiro 初の登校です。周りの人が喋っている言葉の9割がわからなくてショックを受けるとともに,いかにHostFamilyの人がゆっくりしゃべってくれていたかがわかりました。それにしても,皆授業中に立つし,喋るし,寝るし,体に何か書き始めるし,ビックリです。帰りのバスでは,私の英語は通じなかったようです。晩は家でオスカーを見たのですfが,Familyが笑っているネタの6割はわからなくてショックでした。
Kiko 初めての学校!色んな人の人種の生徒がいて,年齢も関係なくみんな仲が良い。緊張して名前を聞くのが精一杯だったけど,みんな優しくておもしろいし,これから楽しめそうだ!夜はAndrewのBasket practice に参加できた!!
Sei オーストラリアはやはり暑い。しかし風もよく吹くのでそれがたまに涼ませてくれる。見るものすべてが新鮮だが,日本と変わらないものも多い。生徒たちはどこの国も,本質はあまり変わらないように思う。言葉は正確に通じなくとも,同年代同士どこか同じものを持っているはずなので,その共通点を上手く5人が見つけてくれたなら,これから先の学校生活は徐々に楽しくなると思う。焦らず成長してくれればと思った今日この頃です。