16日目 3月22日(日) 数々の思い出を胸に午前11時30分、ホランドパーク高校に集合です。そして、空港へ。
 朝、何とも言えない気持ちで起きましたが・・・僕はチェックアウトを済ませ、校長先生が迎えに来てくださるまで時間があったので、お世話になったスーパーへ行きました。ここに来るのも最後かと思いながら、少し買い物をしました。そして、校長先生のお車で高校まで。ぞくぞくとホストファミリーがやって来ました。
それぞれの家庭と記念撮影です。

 そして、最後の記念撮影です。アネット先生はご都合が合わず来られませんでしたが、たくさんの方にお見送りしていただきました。タクシーが来るはずだったのですが、またハプニングがあり、なかなか現れず。ホストファミリーの方々が「送ってあげるよ」と言って下さり、スーツケースを積み込み、いざ出発しようとしたその時、タクシーがようやく現れました。

やはり、タクシーの中では涙する人がいました・・・「ずっとここに居たい!!」


 タクシーで空港に向かう途中、あの5周乗った観覧車が見えました。  僕は、紙幣をほぼ全部使い切っていたので、カードで支払おうとしたら、今日は日曜日だから現金しかダメとのこと。行きも日曜でカードOKだったのだけれど・・・最後まで謎は解けず。MarinoとTakuyaに借金をし、何とか危機を免れました。 そして、12時45分、泣きやんだみんなはブリスベン空港到着です。僕のスーツケースは28キロを超えていましが大丈夫。Sakiは31キロを超えていましたがこれまた、セーフ。

しかし、手荷物検査で僕は全身チェックを受けてしまうという始末。考えてみると、PCにカメラ、電子辞書、時計、携帯2台・・・ 引っ掛かりそうなものがいっぱいあった旅でした。


帰りもお世話になります。シンガポール航空。サービスは本当に良かったです。


空港でも、お土産をたくさん買い、2時40分、テイクオフです。




とにかく、寝る前に報告書書いて、それからSDカードは・・・

シンガポールに着くまでに色々な作業をこなしました。ちなみに一番奥に座っているAyanoは一番に書き上げ、爆睡です。
Takuyaは・・・ 報告書が終わったSaki,化学の宿題にとりかかりました。気持ちの切り替えが早い!!さすがです。

そして、現地時間午後9時、シンガポールチャンギ空港に到着。2週間ぶりです。また、ここで4時間の休憩。

シャトルに3人乗り遅れてしまいました。
行きのインド料理のこともあり、男子2人はバーガーを。女子4人はタイ料理に挑戦していました。今度はおいしかったです。しかし、ブリスベンではもう真夜中の時間帯。みんな、眠たそうです。

でも、おみやげはきっちり買っていました。

そして、午前1時10分、関空に向け、最後のテイクオフです。


おまけ 帰りの飛行機で出た3度の機内食。
どれもおいしい!!

3回目、月曜日の朝に出てきた「朝定食」。2週間ぶりに食べるジャポニカ米と鮭。やはりおいしい。




Everybody's  impressions
Saki  昨夜はKARINと遅くまでしゃべっていたのと、帰らなければいけないということを信じたくないという気持ちから放心状態でスーツケースに荷物を詰めました。犬のラスティもワーンと寂しそうに私に寄ってきて、本当に今日はお別れなのだと実感しました。いろいろ質問された中で一番心に残っているのがKARINのこの質問。「日本から来た5人の中で誰が一番楽しんだと思う?」私は「もちろん私だよ」と迷わず答えました。何の不自由もなく生活できて、やりたいと言えば何でもやらせてもらえ、最高の友達もいっぱいできて、オーストラリアでの高校生活を満喫しました。KARINも私の答えに大満足の様子。次に会う時には、おそろいのネックレスを合わせようと約束しました。最後のお別れではほとんど泣きませんでした。絶対に戻ってくるという固い意志があるからです。
Rikako  お別れのときにお礼の言葉をたくさん言いたかったけれど、泣いてしまって十分に言えなかったのが心残りです・・・Adams家のみんなと出会えて、そして2週間を共に過ごせて本当によかったです。この2週間をこんなに充実して過ごせたのは、オーストラリアの人々のおかげ、特にHolland Park Highの友達、Adams家のおかげです。いつか、絶対に会いに行きます!そしてオーストラリアの空は最後までうっとりするほどきれいでした。こんなにきれいで、手が届きそうな大きな空は一生忘れることがないと思います。そして最後に先生、さき先輩、田ノ畑くん、まりの、あやのには心から感謝します。本当にありがとう!!!
Ayano  「2週間って長いなあ〜」と思っていたけれど、振り返ってみると本当に短かった。オーストラリアは自然が多くて、人間と緑が調和していた。オーストラリアがこの2週間でとても好きになった。オーストラリアに2週間いると、とても寛大になれると思う。私もタクシーが来なかったとき、それほど気にもしなかった。もっとオーストラリアに残りたい!!みんな空港へ向かうタクシーの中で泣きべそをかいていた。
Takuya  最後の日も朝から忙しかった。起きるとすぐに教会に行った。想像していたものとは違い、そこにはとてもさわやかな空気が流れていた。1時間に及んだお祈りの最中には、ジェームスが何やら白い衣装で登場してくる場面があった。そして、学校に送ってもらい、写真を撮り、タクシーがきていよいよ出発。やっぱり長く、密度も濃い2週間だった。今までの6人の日本人のうち、おそらく最も世話がかかり、戸惑わすこともあっただろうが、受け入れてくれて本当に良かった。ありがとう。シンガポールではすっかり疲れきってしまっていた。また忙しい日々が戻ってくる。
Marino  起きてからも部屋に閉じこもり、今日はホストファミリーへThank you カードを書いていました。昨日から書いていたのですが、2週間の様々な思い出が頭をよぎって涙がでてきました。学校には10分もあれば着くはずなのに、なぜ10:30に家を出るのかなと思ったら、host motherが私の「コアラの標識を見たい」というセリフを覚えてくれていて、最後にそこに連れて行ってくれました。お別れのとき、涙があふれて止まらずにいると、Rikakoも泣いていて、Rikakoのhost motherが「2人で使いなさい」とティッシュの箱をくれました。タクシーの運転手には「泣くなー」と言われました。
最後の飛行機は再び、すぐ寝る3人(S,R,T)と寝付けない3人(A,M,G)に分かれてしまいました。先生いわく、2時間も寝ていないそうなので、しんどいです。
Go  お別れのとき、タクシーが大遅刻というハプニングがありましたが、Ayanoの言う通り、この2週間のことを考えれば本当に大したことのないように思えました。
 帰りのフライト、結局ほとんど寝れず・・・